これから転勤族になるけど、不安しかない・・・
転勤族なんていいことない!
こんな不安や不満を抱いたことはありませんか?
この記事では、転勤族のメリットデメリットについてまとめています。
- 転勤族のメリットデメリットを知ることができる
- 転勤族として暮らす上で大切なことを知ることができる
結論から言うと、転勤族は自分の捉え方次第でとても楽しいものになります。

転勤族であることに苦痛を感じていたり、これから始まる転勤族生活に不安を抱いている人は、ぜひ読んでみてくださいね!
目次
転勤族のメリット
- コミュニケーション力が高くなる
- どんな人とも気軽に付き合える
- 全国に友達ができる
- いろんなところに遊びに行ける
- 子供が地理に強くなる
それでは一つずつ見ていきましょう。
コミュニケーション力が高くなる
転勤族である一番のメリットは、コミュニケーション力が高くなることです。
転勤先は誰も知らない場所。そんな場所への引っ越しを何度となく繰り返さなければならない転勤族は、たくさんの人との付き合いの中で、自分の知らない間にコミュニケーション力が高くなります。
知り合いがいない中での生活はとても大変ですが、時としてその状況がプラスに働くことも。実際、自分では気付かない間にコミュニケーション力が鍛えられてると感じることも多くあります。
私自身、大学を出るまで地元から出たことはなく、周りは常に顔見知りの友人ばかり。そんな環境で育ってきたので、元々は新しい友達作りがとても苦手で、人見知りでした。しかし結婚を期に、転勤族の妻となってからは、人見知りもなくなり、自分から積極的に人脈作りをするようになりました。たくさんの人に救われた分、自分自身も何か人のためになりたいと思うようにもなりました。
一つお伝えしたいのは、コミュニケーションが高くなったは転勤を繰り返す中での変化であって、転勤族になったからといって突然変化するものではありません。誰も知らない場所で楽しく暮らすために動いた結果、自分でも気付かない間にコミュニケーション力が高くなっていくのです。
どんな人とも気軽に付き合える
2つ目のメリットは、どんな人とも気軽に付き合える事です。
1つ目のメリットとして、コミュニケーション力が高くなることを挙げましたが、人との付き合いが常にうまくいくわけではありません。
しかし「一生続く関係ではない」ことが前提なので、これまでよりも気軽に人と付き合えるようになります。
それぞれが様々な価値観を持っている中で、時には自分と合わないと感じる人も出てくると思います。そんな時でも、「この関係はずっと続くわけじゃないし、気にするのはやめよう」と切り替える事ができます。転勤族として人との付き合いを繰り返す中で、人間関係に悩むことは圧倒的に少なくなりました。
\あわせて読みたい/
転勤族のママ友作り!友達作りが苦手でも実践できる転勤先でのママ友作り
全国に友達ができる
3つ目のメリットは、全国(海外転勤がある場合は全世界)に友達ができることです。これはとても大きなメリットで、自信や活力にも繋がります。
「◯◯にも頑張っている人がいる!自分も頑張ろう!」と奮い立たされたり、「次は◯◯さんに会いに行こう!」といろんな場所で頑張る友達を思っては、毎日の生きる活力を与えてくれます。
これは親だけでなく、子供にも大きな影響を及ぼしています。

子供同士で手紙交換をしたり、旅行がてらお互いの家に泊まりに行ったり・・・
その時は気軽に考えて付き合っていても、気の合う人、ずっと繋がっていきたい人は、必ず出てくると思いますよ。
いろんな場所に遊びに行ける
4つ目のメリットはいろんな場所に遊びに行けることです。
転勤先はもちろん、そこから少し足を伸ばして旅行に行ったりできます。
知らない場所に行き、様々な体験することで自分の世界も広がります。

私が転勤族を楽しめているのは、少し旅行気分に近いものがあります。
子どもが地図に興味を持つ
5つ目のメリットは、子どもが地図に興味を持つきっかけになることです。
いろんな場所で生活したり、そこから少し足を伸ばして遊びにいくことのある転勤族。
地図を見ながら、「ここはいったね!」「ここは〇〇ちゃんがいるところだね!」と転勤先や旅行先を指差して話したりすることで、子供は自然と地理に興味を持つようになります。
また実家が遠方の時も同じで、「ここはおばあちゃん家」「ここはおじいちゃん家」と、地図に載っているだけの場所から、知っている場所になっていきます。
以上5つのことが転勤族のメリットとして挙げられます。
『転勤族=悲しい・苦しい・大変』
こんなイメージを強く持たれる事がありますが、一番お伝えしたいのは、転勤族として暮らしていても、自分の感じ方次第で楽しく生活することができる、と言うことです。

転勤族として生きていく以上、楽しみを見つけて前向きに頑張って行きたいですね!
\こちらに書いています/
プロフィール
転勤族のデメリット
- 実家が遠い
- 知り合いができるまで頼る人がいない
- 必ずお別れが来る
- 子供を転校させなければならない
- マイホームを持つのが難しい
こちらも一つずつ見ていきましょう。
実家が遠い、帰省代が高い
1つ目のデメリットは、実家が遠いこと、帰省代が高いことが挙げられます。
子供がいる場合、祖父母に会わせる事ができない、また祖父母にも孫に会わせることがなかなかできません。また、帰省の金銭的負担が大きい点もデメリットの一つです。
子育てをする上で祖父母になかなか合わせることができないことは、とても大きなデメリットです。

我が家(5人家族)の場合、飛行機移動で1回の帰省代は15万円以上!
我が家も実家に帰省できるのは、多くても年に2回ほど。今はコロナの関係もあり、もう一年以上実家に帰省することができていません。

「おばあちゃんに会いたい〜!!!」と我が子が泣く姿を見ては、胸を締め付けられる思いです。
知り合いができるまで頼る人がいない
2つ目のデメリットは、知り合いができるまで頼る人がいないことです。
いざと言う時、頼れるのは夫だけ。しかし、肝心の夫も新天地で仕事に追われ忙しい日々が続きます。転勤妻が孤独を感じる大きな理由はここにもあるのではないでしょうか。
頼る人がいないのはとても心細いものです。気軽に頼れる知り合いができるまで、ある程度時間もかかります。初めのうちは頼りにできる人がいない状況が続くので、その分不安に感じる人も多いでしょう。
出会いが多い分、別れも多い
3つ目のデメリットは、出会いの分だけ別れの数も多いことです。心許せる友達ができたとしても、最後には必ずお別れが来てしまいます。
「ここの地域は転勤が多いから、あんまり仲良くしないでおこう」
そう言われたときは、流石にショックでした・・・
引っ越しをしないご家族からすれば確かに、お別れを経験しなければならない転勤族と付き合うには難点もあるのだと感じました。

別れがあるからこそ、「今を楽しく過ごしたい」「後悔しないように過ごしたい!」そう感じるようにもなりました。
子供を転校させなければならない
4つ目のデメリットは子供を転校させなければならないことです。
親の都合で転校をさせなければならないのは、とても苦しいものです。特に、新しい場所が苦手、馴染むのが苦手な子供にとって転校は、親の想像以上に苦痛を感じているかもしれません。
やはり、なるべくなら子供には転校をさせずにいてあげたいと思うものです。
マイホームを持つのが難しい
5つ目のデメリットは、マイホームを持つのが難しいことです。
誰もが憧れるマイホーム。転勤族である以上マイホーム問題はずっと付き纏います。
万が一マイホームを建てるとすれば、パパは単身赴任せざるを得ませんし、マイホームを建てずにパパと一緒に着いていくとなると、子供の転校は免れません。
どこまで一緒にパパについていくかと言う問題は、転勤族の私たちとってとても大きな問題です。
\あわせて読みたい/
転勤族だけどマイホームが欲しい!マイホームはいつ建てたらいいの?
【まとめ】転勤族として暮らす上で大切なこと
今回は、転勤族のメリットデメリットについてまとめました。
- コミュニケーション力が高くなる
- どんな人とも気軽に付き合える
- 全国に友達ができる
- いろんなところに遊びに行ける
- 子供が地理に強くなる
- 実家が遠い、帰省代が高い
- 知り合いができるまで頼る人がいない
- 必ずお別れが来る
- 子供を転校させなければならない
- マイホームを建てるのが難しい
転勤族にも、良いところ悪いところはそれぞれありますが、転勤族として暮らす上で大切なのは、自分の捉え方をほんの少し変えてみることではないでしょうか。
そうすることで、これまではマイナスの出来事として捉えていたことも、案外いい面が見つかり、楽しくなってきます。大変なことの多い転勤族ですが、様々な困難に立ち向かう中で、自分の成長を大きく感じる事もできます。
転勤族になったことをプラスと捉え、たくさんの出会いを通して自分の世界を広げてみてください。

転勤族の皆さんが、楽しく生き生きと暮らしていけますように。