
転勤族の皆さんに質問です。
旦那さんの転勤にいつまで着いていくか、考えてみたことはありますか?
転妻達の間では、「旦那さんにいつまで着いていく?」なんて言う会話もよく耳にします。
「いつまで夫の転勤についていくか」これは、転勤族の永遠の課題です。
転勤族を終わらせるタイミングに正解はありません。なぜなら、家庭のライフスタイルによって変わるから。
転勤族は子どもがかわいそう・・こんな悲観的なことを耳にすることもありますが、転勤族も悪いことばかりではありません。
転勤族として生活していて感じていることは、転勤は子どもにとっても、「大きな経験になる」ということ。
大変なことの多い転勤族の子ども達ですが、親の関わり方や捉え方で、子どもの気持ちも大きく変わってきます。
そして一番重要なことは、子どもに寄り添い、子どもと一緒に転勤族の困難を乗り越えることです。
本記事では、転勤族9年目となった我が家が今後どのような形で転勤族を卒業していくのかについても書いています。
常に柔軟な対応を求められる転勤族であるからこそ、来るべき転勤族卒業に向けて計画を立てるのはとても大切なことではないでしょうか。
- 転勤族の夫にいつまでついていくか悩んでいる方
- どこを区切りに転勤族を卒業したらいいか迷っている方
- 転勤による子どもの転校に悲観的になってしまう方
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目次
転勤族に卒業はあるの?
旦那さんの会社の制度によりますが、一生転勤のある会社にお勤めの場合、基本的に転勤族生活に終わりはありません。
子どもの転校や両親の介護などの理由で住む場所を固定するのであれば、必然的にパパは単身赴任になりますし、やっぱり家族全員で暮らしたい!と思うのであれば、転勤族を卒業することはできません。

一生転勤族か・・・

これから先もずっと転居を繰り返す生活、正直悩みますよね。
ここで重要なことは、家族でのすり合わせ。
自分自身の気持ちはもちろん、旦那さんの気持ちや子どもがある程度大きければお子さんの意向も汲んで計画を立てる必要があります。

”何を一番に考えるか”が、大事ですね!
転勤族の子供は転校がつきもの
転勤族で子育てをしている方であれば、お子さんの転校は多くの方が頭を悩ませるの問題ではないでしょうか。
地元と言える場所もなく、幼なじみと呼べるお友達ができるのも、正直とても難しいことです。
しかし、転勤族である以上子どもの転校はつきもの。転勤の度に別れを経験し、また一から友達作りが始まります。
社会人になるまでずっと地元で育った私にとって、転勤族として生活している子ども達の苦悩は計り知れません。

特に最初の頃は、「転勤族でごめんね」と子どもに罪悪感を感じていたこともありました。
転勤族の子供はかわいそう?
先ほども書いたように、転勤族の子ども達には友達との別れや新しい環境に入っていかなければならず、大変なことが多いのは事実です。
なぜなら、環境の変化は子どもの精神面に大きく関わっているから。

転校はかわいそう・・
これは私の母がよくいう言葉。
気持ちはよくわかります。私も同じ気持ちだったから。ですが、その分たくましくもなります。
確かに、慣れ親しんだ場所で子どもが成長できるのは、それだけで幸せなことかもしれません。
慣れ親しんだ場所で育つことはできませんが、新しい場所での出会いや新しい発見をしながら生活をします。子どもの性格にもよりますが、新しい環境に順応しようと、社交性が身につくことだってあります。
いろんな場所に友達がいるということは、紛れもなく子どもたちの経験や自信につながっていることでしょう。
突然の転勤で大変な状況にはなりますが、大切なのは、子どもの精神面のフォロー。
子どもが辛いと感じている時には、子どもの話にしっかり耳を傾け、辛い気持ちや悲しい気持ちに共感してあげてください。
楽しいことを一緒に探しながら、前向きな言葉がけをしてあげてください。
ちなみに、我が家の長女は3回の転園・転校を経験していますが、引っ越すことにあまり抵抗がないようです。

次はどんなとこかな〜?といつも呑気なことを言っています(笑)
転勤族の子供いつまでついていく?
引っ越しのたびに友達との別れを経験しなければいけない転勤族の子ども達。
子どもが悲しむ姿を見ては、「いつまでついていけばいいんだろう・・」と途方に暮れてしまう転勤妻さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

いずれは単身赴任かな・・?

どこかで区切りをつけなけなきゃね
なんて考えてはみても、実際いつまでついていくのか、その計画をたてられずにいるご家庭も多いです。
子どもが大きくなってくれば、進学の問題や両親の介護で地元に戻る選択も出てきます。
先にも書きましたが、いつまでついていくかに正解はありません。
家族の形や大事にしたい価値観はそれぞれに異なるからこそ、この問題としっかりと向き合い、家族で話し合う必要があります。

正解がないからこそ難しい!
答えはその時々によって変化していくものかもしれません。
【転勤族9年目】我が家の決断
我が家の場合、元々は長女が幼稚園に上がるタイミングでマイホームを立てる予定でした。
まだ新婚で、一度の転勤も経験していない頃の話です。
それが突然の辞令!

え!子どもがまだこんなに小さいのに離れ離れなんて考えられない!
ということで、転勤族延長決定。
そんなこんな2回3回・・・と辞令が出るたびに、家族で一緒にいることを最優先に考えて選択してきました。
気付けば転勤族9年目、住んだ場所も現在で4拠点目になります。
ですが、長女も小学生になり、これからだんだん多感な時期になることは想像がつきます。

ここ1〜2年のうちに永住先を見つけよう!
これが私たちが下した決断です。
夫が単身赴任になるのか、永住先でも働ける仕事に転職するのか、それはまだわかりません。
転勤にいつまでついていくか家族でしっかり話し合おう
いかがでしたか?
転勤族の皆さんであれば、一度は考える転勤族を終えるタイミング。子育てしている方にとっては、子どもへの影響はやはり気になりますよね。
私自身これまでにも考えてきましたし、夫や子ども達と何度も話し合ってきました。転勤にいつまでついていくかは、家庭のライフスタイルによって変わってきます。
転勤族として生活していて感じていることは、転勤は子どもにとっても、間違いなく「大きな経験になる」ということ。
親の関わり方や捉え方で、子どもの気持ちも大きく変わってきます。

パパやママが楽しそうだから、なんだか私(僕)も楽くなってきた!
こんな風に思ってくれたら最高ですよね!

それではまた、この辺で。