間取りを決めるにあたり、和室を作るか作らないか、検討される方が多いのではないでしょうか?
我が家でも、いざ間取りを作ろう!と夫と話し合いをしたときに、

和室は絶対に必要!ゴロゴロしたい!
と、和室派の夫に対して、

和室はいらない!+1部屋作るならファミリークローゼットを作りたい!
こんな私の意見とで、家づくり早々、意見が分かれてしまいました。
結論、我が家はリビング続きに+1部屋設けること、そして和室ではなく、洋室にしました。
この記事では、リビング続きに+1部屋作った理由と、あえて洋室にした理由についてまとめています。
結論からお伝えすると、我が家が+1部屋作った理由は、リビングダイニングをくつろげるスペースとして使いたかったから。リビング続きの+1部屋が、どんな使い方ができるのかその用途を、より具体的に整理しました。
- 子供部屋
- 書斎
- 一時的な寝室
- 家事室
- 将来の暮らし・・・
このように、それぞれ使う時期によって使い分ける部屋がリビング横に必要だと考え、もう一部屋作ることにしました。
もっと詳しくお伝えすると、扉や垂れ壁(部屋を区切る壁)をつけなかったため、単純にリビングを4.5畳広げた形となりました。
和室ではなく洋室にした理由と、なぜ扉をつけなかったのか、その理由も併せてお伝えします。
間取り作りはとても難しいもの。考えれば考えるほど、何が正解かわからなくなってきます。迷った時こそもう一度立ち止まり、本当に自分たちの暮らしに必要なものは何か考えてみるきっかけとなればと思います。
- リビング以外に+1部屋作るべきか迷っている
- 和室にするか洋室にするか迷っている
目次
【間取り】リビングと別に一部屋必要なの?
今、この記事を読んでくださっているあなたは、「リビングと別に一部屋必要かどうか」悩んでいると思います。

私自身、一階完結型の間取りを目指していたので、リビング以外の部屋はいらない派でした!
リビング以外にもう一部屋必要かどうか判断するために、まず部屋が必要な理由を考えてみましょう。
我が家が考えた+1部屋の用途はこちら。
- 子供部屋(おもちゃ置き場)
- 勉強部屋(小学生以降はデスクを設置)
- 書斎(在宅ワーク時のワークスペース)
- 一時的な寝室(昼寝or子どもが体調が悪いとき等)
- 家事室(一時的な部屋干しスペース)
- 老後(一階だけで生活できる)
- 家族以外が使う(将来同居の可能性有り)

あれ、やっぱりリビングの他に、+1部屋必要かも・・・
リビング以外のもう一部屋をどんな風に使うか、夫との話し合いの中で、私の中に気持ちの変化が出てきました。

じゃあ一部屋作る案に、決定!
次に出てきたのが、和室にするか、洋室にするか問題。
和室と洋室のメリットデメリットを整理する
もう一部屋と言っても、和室にするか洋室にするかは大きな選択です。
この章では、それぞれのメリットデメリットを考えてみました。
和室のメリット・デメリット
- メリット・・・温かみを感じられる。寝室として使える。仏壇が置ける。
- デメリット・・メンテナンスが必要。部屋干しに不向き。
洋室のメリット・デメリット
- 洋室のメリット・・・メンテナンス不要。価格が安い。
- 洋室のデメリット・・布団を直置きできない。

メリットデメリットは人それぞれ!あなたはどんなメリットデメリットを感じますか?
和室ではなく洋室にした理由
先ほども書きましたが、我が家の+1部屋の用途は、
- 子供部屋(勉強部屋)として使うこと
- ワークスペースとして使うこと
- 部屋干しをする可能性があること
- メインの寝室として使う予定は今のところないこと
- 和室張り替えのメンテナンスが面倒なこと
- 毛羽立ってくると洗濯物に畳のカスがついてしまうこと
などなどなど、和室のメリットにまっっっったく価値を感じないほど、我が家にとってはデメリットばかり・・・

今の賃貸もリビング続きの和室がありますが、洗濯物を取り込んで畳む際に洗濯物にケバケバがついて、もう最悪です!(畳を張り替えて約2年)
それぞれのメリットデメリットを整理した上で、我が家は、和室ではなく洋室という選択しました。

元々は和室派だった夫も、部屋の使い方を考えたときにすんなり洋室に変えてました(笑)
リビング18畳+リビング続きの洋室4.5畳というとっても平凡な間取りに決定!
とはいえ、ここで扉問題が浮上・・・
部屋を区切らなかった理由

扉は3枚引き戸でいいですか?
当たり前のように営業の方に聞かれました。
話を聞いていると、間取り上、扉を引き込むことができなかったため、間口が狭くなるデメリットも。引き戸をつけることで、リビングに対して3マス→2マスの開口しかなくなる説明を受けました。

いや、扉いらん!個室として使うことはない!
扉をつけることもできましたが、扉は付けない。
これが我が家の下した決断でした。
扉をつけないことで、リビングを広く使え、リビング自体は狭くても家族みんなが一階で過ごすことができます。
最初はいらないと思っていたリビング以外の+1部屋ですが、きちんと整理することで、リビングの一角として大活躍間違いなしの空間が出来上がりました。

一体感、解放感を出すために、部屋の空間を区切るタレ壁もありません!
【知っておこう】部屋を区切らないデメリット
とはいえ、部屋を区切らないことでのデメリットもあります。
- 冷暖房効率が悪くなる
- 個室としては使えない
一つ目は、冷暖房効率が悪くなること。
部屋が大きくなれば、それだけエアコンが効きづらくなり、光熱費も上がります。
冷暖房効率を考え、天井の補強を入れて必要であればロールスクリーンを設置できるように対策しました。

実際にロールスクリーンを設置するかどうかは住んでみて決めようと思います。
実はこれまで、リビング横の和室(洋室)がある賃貸に住んだことも2回ほどありますが、常に扉を開けた状態で使っていました。なんなら扉を取っ払ってクローゼットの中にしまい込んでます(笑)
4.5畳と小さな部屋なので別でエアコンを設置することもなく、部屋が暑い夜はリビングのエアコンをタイマーで稼働させています。

小さい部屋で閉め切った状態で寝ると、エアコンが効きすぎて、逆に寒く(暑く)なりすぎるのが苦手なんです。
二つ目は、個室としては使えないこと。
この部屋は、最初は子供部屋(or必要であればワークスペース)として、子どもが大きくなったらスタディスペースとして使えるよう考えています。

テレビがうるさい!集中できない!
万が一子どもたちからこんなクレームが入れば、自分たちの部屋で勉強してもらうことにします(笑)
【まとめ】間取りは自分たちの暮らしの中にヒントがある!
いかがでしたか?
今回は、リビング以外のもう一部屋についてまとめました。
我が家の場合、+一部屋の用途として、
子供部屋、書斎、一時的な寝室、家事室、老後の寝室・・・など、一部屋で5役以上の役割を兼ねているスペースとして使う予定でいます。
部屋を区切らず、リビングの一角として使うことで、18畳という普通の広さのリビングにも家族みんなで過ごすことのできる空間にすることができます。
そもそも+一部屋作る必要があるのか?
もう一度よく考えてみてください。
作るのであれば和室と洋室どちらにするのか?
それぞれのメリットデメリットを整理し、メリットの方が上回る選択をしましょう。
間取りを一から決めるということは、自分たちの暮らしをもう一度見直し、より暮らしやすい家を作るということです。後悔のない間取り作りになりますように・・・

それではまた、この辺で。