- 子育て中のイライラに悩んでいる方
- 子育て中のイライラを解消方法を知りたい方
子供に怒ってばっかりで落ち込む・・・
子供は言うことを聞いてくれないし、私は子育てに向いていないかもしれない。
こんな悩みを持っていませんか?
この記事では、子育て中に起こるママのイライラとその原因、解決方法についてまとめています。
結論から言うと、子育て中のイライラは誰にでもあります。大切なのは、そのイライラの原因を知り、どう解消させていくかです。子育て中のイライラをネガティブに捉えるだけでなく、イライラが起こることで、自己成長の振り返りができ成長の糧となっているという認識を忘れないでください。
- 子育て中のイライラの悩みを解決できる
- イライラ解消法を知ることができる
- イライラをプラスに変える事ができる
目次
子育て中イライラの原因は何?
- 子供が言うことを聞かない
- 子供がわがままばかりいう
- 子供がなかなか寝付かない
- 自分のキャパ以上の事が起きてしまう
このように、子育て中のイライラの原因はたくさんあります。数年間子育てをしてきて思うのは、子育ては「思い通りにならない」ことの連続だということです。
一緒に散歩をしていても右にいかなければならないのに左に行きたいと駄々をこねたり、夕飯の時間が迫っているので早く帰宅したいのにまだ帰らないとぐずったり、それはそれは思い通りにならないことばかり。

こないだは笑って許せたのに、今日はなんだか許せない!なんてことも。
子育てをするようになってから、こんな怒りが自分の中にあったのか・・・と驚く人は多いと思います。実際に私自身もそうでした。
子供を、ママの言うことを聞いてくれる子に、自分の思う通りにしようとはしていませんか?子供は自分の分身ではありません。全く別の人格を持った一人の人間です。そのことを前提に、次は子育て中におすすめのイライラ解消法をいくつか紹介します。

自分にできそうなものをぜひピックアップしてみてくださいね!
おすすめの子育てイライラ解消法
イライラの原因を知る
イライラしているなと思ったら、まず「なんでだろう?」と立ち止まって考えてみてください。原因が何なのかその理由が分かるだけでも気持ちがスッと楽になり、イライラが解消されていきます。また、案外簡単に対処できたりするのでイライラしなくなる場合があります。
- いつも夕方にイライラする!と気付く→1日頑張ってきたしお腹も空いてきた、こっそりお菓子でもつまみながら夕飯の準備しよう。
- 生理前だった! と気が付く→ホルモンバランスのせいだし、こればっかりは仕方ない。
- 子供の準備が遅くてイライラする!と気付く→準備が早くできるように少し早起きしてみよう、早起きするためには夜もう少し早く寝かせよう、早く寝るためには外遊びの時間を確保できるようにしよう。
このように、イライラの原因がわかるだけでも自分なりの対策をとる事ができ、案外落ち着けたりします。また、子供が準備が遅いのは仕方ないし、そのあいだに玄関掃除チャチャっと終わらせちゃおう!と考えてしまえば、イライラの原因追及をする事がトータルしてプラスの面に働くこともあります。
子供と離れ自分だけの時間を作る
なんだかイライラしやすかったり、疲れが溜まっていると感じた時は、好きなことをしたり、逆に何もしない時間を意図的に作ってください。
好きなテレビを見るでも、音楽を聴くでも、ひたすらゴロゴロするでも、なんでもOK!とにかく自分主体で時間を作り出す事が大切です。
食事もレトルトや外食で済ませてしまって大丈夫!この時間はママの時間だからです。子どもをみてくれる人が近くにいない場合は、一時保育を利用するのもおすすめです。
とにかく、いろんな方法を取りながらでも、子どもと少しでも離れられる時間をもつことが大切です。子どもと離れ、ママの自分時間を満喫した後に見る子供は、よりいっそう愛しく思えるようになり、当たり前だと思っていた子どもと過ごす日常に強く幸せを感じられるようにもなります。
疲れたら休む
どんな仕事にもいえる事ですが、人は疲れたら休みます。それは育児だって同じこと。何だか疲れだなと感じたら、まず座って休みましょう。
外遊びに疲れたら、帰宅後は家事なんかやめて、子供とだらだらテレビを見て過ごしましょう。一緒におやつを選んで、おやつ交換なんかしながら一緒におやつを食べるだけでも、楽しい時間になります。
「子どもが小さくて育児が休めない」というママは、家事だけでもお休みしましょう。少し休むだけでもリフレッシュになり、「よし、次は夜の寝かしつけまで頑張ろう!」という少し前向きな気持ちになれます。
子どものやりたいようにやらせる
危険なことや人に迷惑をかけることではない限り、子供のやりたいことをやらせてみるのも一つの手ではないでしょうか。
「そろそろ家に帰ろう」「早く準備して出かけよう」など、子どもを自分の思い通りに動かそうとすると疲れてしまいます。それは、子供は親の言うことを聞いてくれないものだからです。
むしろ、親の言うことをよく聞いてくれる、俗にいう”お利口さん”に育てるのが子育てのゴールではないとも思っています。
「失敗は成功のもと」と言う言葉からも分かるように、人は失敗をすることで学び、成長していきます。子供が言うことを聞かなくてイライラしたら「失敗の経験をさせてあげよう」とどっしり構えておくと、少し気が楽になります。
雨の予報が出ている日にカッパを着たくないとごねた時、カッパを着た方が万が一の時に濡れないとはわかっていても、一旦そのまま子供の意思を尊重する。案の定雨が降り出してしまうが、子供はカッパを着ずに家を出たためびちょ濡れになる。
「雨の日にカッパを着ずに家を出たことで濡れてしまった」という失敗の経験をさせてあげることで、「天気に気をつけよう」という気持ちが芽生え、子供自身が学びを得る事ができます。
あれもダメ、これもダメ、と子供の要求を跳ね返すより、気が済むまでやらせてあげる事で満足してくれることもある、ということです。
ママの気持ちをきちんと伝える
ママの気持ちを子供に伝えていますか?ママの気持ちをママ自身の言葉で伝えるのはとても大切な事です。ママが疲れている時、ついついイライラして怒ってしまうときこそ、今の気持ちを伝えてみてください。
「今疲れているから」「ママ怒ってばかりでごめんね」など、どんな些細なことでも気持ちを伝えていくだけで、子供と意思疎通を図る事ができます。子供ながらにママ疲れているんだね!と少しずつ理解できるようにもなってきます。

私が具合が悪くてついイライラしたりすると、長女が「少し休んでみたら?」なんてアドバイスをしてくれることもあります(笑)
イライラを怒りの表現として使うのではなく、本当の自分の思いを伝える機会と捉えてみてください。
イライラしてしまっても、大好きに変わりはないこと、喧嘩をしてしまっても仲直りをすればいいこと、どんな時でも”大切な家族である”ということをママ自身が身をもって伝え続けることで、子供ながらに受け止め、考えるきっかけにもなります。
子育ては今しかない貴重な時間
「子育ては一瞬だった」という先輩ママ・パパは少なくありませんが、当事者である私たちは、
そうは言っても、今がしんどい!今をどうにかしたい!と声を上げたくなります。
ただ、子育ては“今しかない瞬間”だと思って楽しむことも大切です。
しんどい時には、たくさん声をあげてください。周りに助けを求めてください。一人で抱え込まないでください。
「育児に向いている!可愛い!楽しい!子供が大好き!」という気持ちだけで子育てしているママはいるのでしょうか?転勤を繰り返す中でたくさんのママ達と関わりを持ってきましたが、少なくとも私は会ったことがありません。
子育ては正解がなく、分からないことの連続。子どもはあっという間に大きくなってしまいます。落ち込んだり悩んだりしながら、親も子供と一緒に成長していくものです。
イライラしても大丈夫!きちんと子供と向き合っている証拠
今回は、子育て中のイライラの原因とその解消法をまとめました。
子供は、忙しい時や疲れている時に限って泣いたり、言うことを聞かなかったりします。寝不足や疲れから、心に余裕がない時には、子供のわがままにイライラしてしまったり、子供の気持ちを考えずに無理矢理言うことを聞かせたり、イライラするたびに怒鳴っては、自己嫌悪になったりしていませんか?
私も長男の子育てにはとても苦労をして、市のカウンセリングを受けた事があります。経験したからこそ、私は子育てに向いていない・・・と、怒ってしまった事実だけを切り取り、悲観的に考えてしまう気持ちもとてもよくわかります。
しかし自己嫌悪は、反省の証拠。自分自身の行動を振り返っていることで、むしろプラスの行動となっています。イライラは、子供と真正面から向き合い、成長しようと頑張っている証拠なのです。今回おすすめした子育てイライラの解消法は5つ。
- イライラの原因を知る
- 子供と離れ自分だけの時間を作る
- 疲れたら休む
- 子供のやりたいようにやらせる
- ママの気持ちをきちんと伝える
子供にイライラしてしまったら、ぜひ自分に合う解消法を試してみてください!

ママ自身が、自分を許し認めてあげながら、子どもと一緒に成長していけたらいいですね。