- 2歳差育児を検討中の方
- 2歳差育児に不安を抱えている方
- 2歳差育児で手を焼いている方

2歳差育児大変って聞くけど、大丈夫かな?

下の子が生まれてから、上の子の赤ちゃん返りが酷い!
こんな悩みはありませんか?
私も2歳差育児を経験してきましたが、それはそれはドタバタな毎日でした。
何をするにも余裕がなく、怒らないくていい場面でも子どもを怒鳴りつけてしまったり、常に時間に追われている感覚になることもありました。
2歳差育児はとても大変ですが、大変な事を理解し、少し工夫するだけで驚くほど楽に楽しくなります。
- 2歳差育児で気をつけておきたいこと
- 2歳差育児を楽しく乗り切るポイント
- 2歳差育児の悩みを解決できる
大変なことも多い2歳差育児。今しかない貴重な毎日を楽しみながら過ごしていきたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
2歳歳育児のメリットデメリット
メリット
2才差育児でのメリットは、下の子の赤ちゃんグッズや被服費がほとんどかからないこと。また、物の保管期間が短く、お下がりしやすいこともメリットの一つです。
年の差があると、上の子のものを捨ててしまったり、取っていたとしても保管期間が長く、洋服の管理の状態によっては虫食いやヨレが出てしまったりします。
これが2才差であれば、おもちゃやベビーカーなどの赤ちゃんグッズはそのままお下がり。
洋服の場合でも、上の子が着れなくなってから下の子が着れるようになるまで保管期間は1年ほど。上の子でサイズアウトしたものでも、次のシーズンには使いまわせたりもします。
万が一生まれた季節が違っても大丈夫。困るのは赤ちゃんの頃くらいで、セパレートタイプの洋服になれば、誕生月はほぼ関係ありません。

気付けば下の子のものを何も買っていない・・・なんてこともよくあります(笑)
下の子がある程度大きくなれば、一緒に遊ぶ事ができます。年齢差があると、同じ遊びで遊ぶのは難しい事がありますが、2歳差であればあまり大差はありません。
下の子が話せない赤ちゃんでも、そこはやはり兄弟。何か通じ合っているようで、一緒に遊んでいる光景はとても微笑ましいものです。

子供が一緒に遊ぶ姿を見る事ができるととても嬉しいですよね。
成長スピードが早ければいいと言うことではありませんが、下の子の吸収する力には驚かされます。
下の子には常にすぐ上にお手本である、お兄ちゃんお姉ちゃんがいます。
特に1歳を過ぎたあたりからは、なんでも上の子の真似をするようになり、どんなことにでも挑戦する姿が見られ、その成長スピードの早さにいつも驚かされています。

そんな事できるの?ということでも果敢に立ち向かう姿や、自分もできる!と思っているところが、また可愛らしいんですよね。
生まれたばかりの赤ちゃんのお世話に、まだまだ手のかかる上の子の相手。2歳差育児はやる事が多く、とにかく大変です。
ですが、一気にまとめて大変な事がやってくる分、終りも早く一気に楽になります。大変さが凝縮している分、その時は大変ですが、一緒に遊ぶようにもなれば子供それぞれに当てるパワーは少ないのではないのでしょうか。
まさに今、2歳差育児にしんどさを感じている方は、終わりが早いことを理解しておくといいかもしれません。
メリットが多い反面、デメリットも見えてきます。

まだまだ手がかかる上の子と、産まれたばかりの下の子のお世話をするのはとてもしんどいことですよね。
デメリット
下の子が生まれたばかりの頃は、上の子のイヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なってしまうことがあります。
赤ちゃんが泣くと、授乳やおむつ交換の対応に追われ、ママを取られた上の子はかまって欲しさにイヤイヤが爆発する、なんてことも。特に2人して泣かれたときにはとても辛いですよね。
産後で精神状態も不安定になりますし、ただでさえ大変なイヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なってしまうのは2歳差育児のデメリットであると言えます。
イヤイヤ期と同様、トイレトレーニングと重なることもデメリットの一つです。
トイレトレーニングは、ものすごくパワーがかかります。保育園などの集団生活を送っている場合は別ですが、日中ママと一緒の時間が多い場合だと、ママは覚悟を決めて行わなければなりません。
おしっこを失敗しては、洗濯物は増え、床掃除は増え、匂いと戦い、ただひたすら失敗に付き合わなければいけません。
おしっこの間隔が遠く、上手にできる子であれば別ですが、全員がそうとは限りません。例に漏れず、我が家も上の子のトイレトレーニングには相当大変な思いをしました。
もはや、授乳期の下の子のお世話をしながら上の子のトイレトレーニングを行わなければならないのは、修行以外の何者でもありません。

トイトレは避けては通れない道。2歳差育児に少し余裕が出てきてから少しずつ始めてみるのがおすすめです!
下の子が少し大きくなってくると、とにかく兄弟喧嘩が絶えません。喧嘩をしないで遊ぶ日はほぼなく、1日のうち半分ほどは喧嘩をしている、なんてことも。
同じ遊びをして一緒に遊ぶ事ができるのはいいのですが、一緒にいる時間が長い分、喧嘩も日常茶飯事。
下の子はとにかく上の子の真似をしてなんでもやりたがるし、上の子はその下の子を鬱陶しく感じてしまう場面も。特に、おもちゃの取り合いはすぐに起こってしまいます。
最初は一緒に遊んでいても、自分の思うように遊びを続けられなかったり、作ったものを壊したりされてしまうと、「邪魔された!」と嫌な思いをしている上の子と、一緒に遊びたいのに遊んでくれない、おもちゃを貸してくれない、自分のやりたいことをすると怒られる下の子。
どちらの思いも大切にしたいとは思うものの、毎日の喧嘩には私たち親にとっては、とても大きなストレスです。

疲れていたり、気持ちに余裕がない時には、ついカッとなって怒ってしまう事もよくありました。
2歳差育児で大変な事
お風呂
一番大変なのはお風呂ではないでしょうか。大変な理由は、自分が裸の状態でお世話をしなければならないことです。
得に、湯上げは慣れるまでが大変。ママがびちょびちょのまま、部屋中裸で走って逃げ回る子ども達を追いかけ回ることもよくあります。
お風呂にスムーズに終えるポイントは以下の3点。
下の子が赤ちゃんの時は、自分と上の子が洗っている間はバウンサーで待機させておき、洗い終えて上の子を湯船で遊ばせているうちに下の子を洗うようにしていました。
下の子を洗い終えてから、3人一緒にお風呂に入り、自分と下の子が先に上がる、という形です。
下の子がお座りができるようになるとお風呂の外で泣きながら待たせることもなくなるので、お風呂で一番大変な時期は、下の子がお座りやつかまり立ちができるようになるまでではないでしょうか。
下の子と一緒だと常に抱っこした状態なのでどうしても手を開けることができません。やらなければならないことは全て、下の子を入れる前に終わらせておく事が大切です。
自分のことはもちろん、上の子も全て終えて、湯船に付けた状態で下の子を迎え入れるようにしましょう。
下の子がお座りやつかまり立ちをするようになってきたら、子ども達だけ先に入れてしまう方法もあります。
自分は服を着た状態で子ども達の体を洗い入浴をさせる、という方法です。
もちろん入浴中は2人だけにすると危ないので、入浴中はそばで見守ります。お風呂内で床や排水溝の掃除をしたり、脱衣所で翌日の洗濯物をセットしたりと、近くにいながら、日頃やっておかなければならない小さな”ながら作業”をしていました。
このやり方であれば、ママは裸で子ども達のお世話をする必要がなく、特に冬場は湯冷めすることもありません。
寝かしつけ
1日の終わりに大きな難関が待ち構えています。ママ達を悩ませる、二人同時の寝かしつけ。2人同時の寝かしつけはとても難しい事です。
寝かしつけの前に絵本を読んでいるご家庭も多いと思いますが、上の子に絵本を読んでいるときに、下の子の授乳をしてみてください。
絵本を数冊読んでいる間に下の子がいつの間にか寝ている事が多く、二人同時寝かしつけを簡単に終える事ができます。
もちろん絵本を読み終えるまでに寝てくれない時もあるので、その場合には一緒に横になって寝かしつけをします。その時に重要なのが、寝かしつける順番です。
まずは、下の子を寝かしつけるようにしましょう。我が家の場合は、上の子の話し合い相手をしながら抱っこ紐に入れて寝かしつけていました。
下の子が先に寝てくれれば、上の子はママを独り占めできる時間ができ、ママとの時間をたくさん味わった上の子は満足して眠りにつく事ができます。

どの方法がいいか、いろんな方法を試しながら探し出してみてくださいね!
2歳差育児の注意点
年齢差に関わらず育児をする上で大切だと思うことは、とにかく上の子を優先して考えてあげることです。それが幼少期であればなおのこと、上の子を優先してあげてください。
ここでいう優先するとは、”何でも一番にしてあげる”のではなく、上の子の気持ちを尊重し受け止めてあげると言うことです。
上の子は1〜2歳ほどでいつの間にかお兄ちゃんお姉ちゃんになり、知らない間に親である私たちにたくさんの事を求められるようになります。
「お兄ちゃんだから」「これくらい自分できるでしょ」なんて声かけをしていませんか?
下の子のお世話はもちろん大変。特に夜中の授乳が終わらない間は連日の寝不足で余裕のない日々が続きます。そんな状態でも日中は上の子の相手をしなければなりません。
愛情不足を感じたり、ママに対しての不安が大きくなってしまうと、赤ちゃん返りがひどくなったり、かまって欲しさにわがままが激しくなったりします。これは、ママ自身が自分の首を締めることになりかねません。
日中いかに穏やかに過ごせるかは、上の子にかかっていると言っても過言ではありません。
余裕がなく優しくできない日ももちろんありますが、できる範囲で、上の子の声を聞いてあげてください。ママの愛情を感じ満たされると、日中もご機嫌に過ごしてくれる事が多くなります。
【まとめ】2歳差育児も悪くない!
今回は、以下の3点についてまとめました。
- 2歳差育児の悩み
- 2歳差育児のメリットデメリット
- 2歳差育児を楽しく乗り切るポイント
産後は体力が落ち、連日の寝不足に精神的に安定しない毎日が続きます。イライラしてしまうことも多くあります。
私自身も、上の子の相手をする余裕もなく、かまって欲しくてわがままという上の子に怒鳴りつけて叱ってしまったこともあります。そんな自分に嫌気がさして自己嫌悪を繰り返し「私にはママは向いていない」と落ち込んでしまったり。
子育ては年齢差に関わらず、子供が何歳差であっても大変なことに変わりはありません。
2歳差育児の場合、2人が赤ちゃん時代はもちろん、大きくなれば喧嘩が増え、とにかく大変でイライラすることも多いですが、年齢が近いからこそ一緒に遊んでいる可愛らしい姿も多く見られます。
一気に大変な事がまとめてやってくる分、終わりも早く一気に楽になります。
2歳差育児を振り返って思うのは、大変な事が多いからこそ、自分自身の成長幅や子供を育てる上での許容範囲もグンと広がり、2歳差育児も悪くないな、と言うことです。
あっという間に成長してしまう子供たち。今しかない毎日を大切に、2歳差育児を楽みながら過ごしていけたらいいですね。

それではまた、この辺で。