
注文住宅と言っても、どんな間取りにしたらいいんだろう?
そんな疑問を持ったことありませんか?
ある程度、型の決まった規格住宅で検討している方でも、
なんだかしっくりこないなあ・・・と悩んだり、
こちらの要望をあげてはみても、メーカーが持ってくる間取りに全然納得できなかったり・・
間取りは正解がないからこそ、とても難しいものです。
そんな時に考えてみて欲しいのが、これまでに住んできた賃貸での生活です。
この記事では、9年間の転勤族生活で5カ所の賃貸暮らしをしてきた我が家が感じた、
- 今まで住んだ家で絶対に外せない間取りの条件
- 今まで住んだ家で絶対に嫌な間取りの条件
それぞれ3つずつ挙げています。
間取り決定まで、かなりの時間とパワー(&喧嘩)をしてきた我が家ですが、今では夫婦とも納得のいく間取りにすることが出来たと思っています。
あなたの条件は、何ですか?
これまでの賃貸暮らしを振り返り、もう一度条件を書き出してみてください。
実際に書き出してみることで、家づくりが一歩も二歩も進みます。
夫婦でお互い書きだしてみると、ズレを可視化することもできておすすめ!

注文住宅で建てたいけど、なかなか間取りが決まらない・・・
そんな悩みを持つあなたにとって、間取り作りの参考になれば嬉しいです。
目次
【間取り迷子】間取りは変えられないからこそ難しい!
間取りに頭を悩ませている方であれば、【間取り迷子】という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「間取りがなかなか決まらず、正解がわからなくなってしまった・・・」
こんな話をよく耳にします。
もちろん私も間取り迷子になった一人。

あーでもないこーでももない!
本当に毎晩夫と話し合いました。
なぜなかなか決まらなかったのか・・?
我が家の場合は、条件をきちんと整理していないことが原因でした。
InstagramやPinterestを見ると、どれも良く見えてしまいませんか?
決まりかけていても、他の間取りと比べて書き直してもらったり・・・
結局自分にとって最善の選択ができないまま、なんとなく流れにまかせて決めてしまうこともあるかもしれません。
そのならないために、まずは希望するポイントをしっかりと整理することにしました。
情報収集する前に、自分たちの希望の条件を整理しよう!
間取りは他人軸で考えないことが大切◎
【間取りのヒント】これまでの賃貸暮らしを活かそう
では、希望の条件ってなんだろう?
そこで重要になるのが、あなたがこれまで住んでいた賃貸の間取りです。
今の住まいでも構いませんし、賃貸暮らしをしたことのない方は、実家の間取りでもいいかもしれません。
これまで住んだことのある家を振り返ってみてください。
どの間取りは使いやすくて、逆に「あの家のあの場所は使いにくかった」などありませんか?
我が家は9年間転勤族として生活してきたこともあり5つの賃貸を経験しています。
次の章では、そんな我が家が外せなかったポイントを紹介します。
【ぜひ取り入れたい】今まで住んだ家で良かった間取り
- 対面キッチンの間取り
- リビング続きに一部屋ある間取り
- 引き戸の多い間取り
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①対面キッチンの間取り
主婦はキッチンに立つ時間がとにかく長い!
料理をしながら家族の様子が分かる対面キッチンは絶対条件でした。

壁付けのキッチンも掃除のしやすさではピカイチ!だけどそんなにこまめに掃除はしませんw
②リビング続きに一部屋ある間取り
リビングに続いた部屋があると部屋が広くなるだけでなく、他の用途でも使えます。我が家は子どもがまだ小さいこともあり、おもちゃ部屋として大活躍!
和室をつけるのが一般的ですが、将来勉強部屋になることを考慮し、洋室を採用◎

来客用として作る方もいるけど、我が家は実際に住む家族を第一優先で考えました!
③引き戸の多い間取り
現在暮らしている賃貸の扉は、ほとんどが引き戸を採用しています。
我が家は、扉は基本的に開けっぱなし、お風呂もぜーーーんぶ開けっ放しです。(お風呂は折れ戸)
夫が湿気に敏感なこともありますが、私も締め切った空間があまり好きではありません。
開戸では通路の邪魔になることもあるので、できる限り引き戸を採用◎

引き戸をつけるのにも、使える壁がなくなったり設備をおけなくなるなどの条件があったりと結構苦労しました・・・
【絶対NG】今まで住んだ家で嫌な間取り
- キッチンを子供達が行き来する間取り
- トイレとリビングが近い間取り
- 玄関扉を開けたらすぐリビングの間取り
こちらも見ていきます。
①キッチンを子供達が行き来する間取り
家の中をぐるぐる回れる回遊動線は今、とっても人気の間取りです。
我が家が現在暮らしているのも、キッチン→脱衣洗面所→お風呂と一直線に並んでおり、脱衣所の扉を開ければ玄関→リビングに繋がっている、いわゆる回遊動線の間取り。

でもね、料理している時にキッチンの後ろをお風呂上がりの子供達が通るのがどうしても嫌で・・・
揚げ物をしていたり、水が飛び散っていたり、基本的にキッチンは汚れている場所(手入れの問題w)なので、通って欲しくないのが本音でした。
→キッチンは絶対行き止まりに!アイランドキッチンは絶対NG!!
②トイレとリビングが近い間取り
今の賃貸は、リビング近くにトイレがあります。
扉を閉めれば音や匂いはさほど気にならないのですが、子供は開けっ放しですることもよくあります(笑)
扉を閉めていてもトイレ右側の部屋は、トイレットペーパーを取る音もうるさい!
→トイレとリビングはなるべく離して、絶対に廊下を挟む!
③玄関扉を開けたらすぐリビングの間取り
先ほども書いたように、我が家はほとんどの扉は基本的に開けっぱなし、もちろんリビングもです。
リビングに関しては、エアコンやヒーターをつけていない限り、風通しのためにもストッパーにつけて扉を固定しています。
マンションであれば、玄関からの廊下の先がリビングになってるのが普通ですが、扉を開けっぱなしにする我が家は絶対に避けたい間取りでした。
→玄関の正面は壁orクローゼット
※上に記載したポイントは、あくまで我が家の場合の一例です。
どういう住まいでどういう暮らしをするのが理想なのか”をイメージすれば、その暮らしを実現するために必要な条件やそれに合った間取り決まりやすくなる!
【まとめ】間取りは納得の行くまで考え抜こう!
いかがでしたか?
先にも書きましたが、間取り迷子になってしまうのは、当たり前。
時間がかかるのも仕方のないことです。
間取りは後から変えようにも変えられないので、きちんと納得するまで考えたいものです。
実際に暮らしてみないとわからないことも多くありますし、もちろん住んできた賃貸の条件だけで間取りを決められるものではありません。
- ランドリールーム
- 1階にファミリークローゼット
- 広々ウッドデッキなどなど…
欲を言い出せば、どんどん出てきます。

とはいえ、全部は叶えられない現実・・
まずは、これまでの賃貸暮らしを振り返りつつ、条件の取捨選択をしながら自分たちが暮らしやすい間取りを考えてみてください。
自分に合った暮らしとはどんな間取りだろう?
条件を書き出して整理していくと自分たちにとってこだわりの間取りができるのではないでしょうか。
あなたのマイホーム、素敵な間取りができますように・・・

それではまた、この辺で。