- 毎日家事ばかりで憂鬱だ
- 毎日家事に追われている感覚になる
- サボってしまうと後で自分が大変になる
- なんだかんだ家事が手抜きできない・・・
主婦の皆さんは日中、家事を忘れてリラックスすることが出来ていますか?
おそらく大半の方は、自宅にいても完全に家事を忘れてリラックスできる時間はほとんどないでしょう。

ソファーで寛ぐ夫や子どもたちを横目に、1人もくもく家事をしている・・なんてこともしばしば。
家事に負担を感じつつも、「手抜きできない」と悩む主婦も多いのではないでしょうか。この記事では、家事が手抜きできないと悩む方のために、今すぐ実践できる手抜き術についてまとめています。
- 作業ではなく時間で区切る
- やらない時間を作る
- ついで・ながら掃除をする
生活をする上で家事は必要なことですが、それを全て背負い込む必要はありません。家事は主婦だけでなく、夫や子どもにだってできることです。

うちの夫はそんなに協力的じゃない・・・
そんな風に思う方も少なくないはず。我が家も同じように、夫は家事に協力的ではありません。人の習慣を変えるのはとても難しいことですが、自分の思考や行動は今からでも変えることが出来ます。家事を手抜きできないと悩む方にとって少しでも解決のヒントになれば嬉しいです。
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目次
暮らしの中には名も無い家事が多すぎる
「家事」は、掃除や洗濯料理などが主な作業ですが、実はこの他にも名のない家事がたくさんあります。声を大にして言いたい・・・

名も無い家事が多すぎる〜〜〜〜!
- 玄関の靴を並べる
- ひっくり返った洗濯物を裏返す
- トイレットペーパーの交換
- 麦茶作り
- 毎食の献立を考える
- シャンプーなど日用品の補充
- ゴミの分別
一つ一つの作業は、たいして時間がかからないものであっても、それが積み重なっていけば、かなり多くの時間を費やさなければなりません。ここには書き切れないほど、旦那さんが家事とは思っていない作業が無限にあります。暮らしの中には「名も無い家事」で溢れているのです!

即戦力が欲しい・・・夫よ、子ども達よ・・
なぜ家事が大変なのか
理由1:「仕事の方が大変」と思われがち
仕事と家事では作業内容が全く違うので、その大変さは異なります。同じ基準で比べることはできないものであるにも関わらず、天秤にかけられてしまうことも多いのではないでしょうか。
主婦にとって家事は、立派な仕事です。仕事の理解者がいない、ということはとても大きな問題。主婦が家事を頑張れるのは、理解者がいてこそ、ということを忘れてはいけません。
理由2:報酬がない
家事は報酬の出ない仕事。いくらたくさんの仕事をしても家事に報酬がでることはありません。それに加えて家事は「やって当然のこと」のように扱われがち。理解者もなく、報酬も出ない、そんな仕事のモチベーションが下がってしまうのは当然のことではないでしょうか。

一緒に家事をやることはもちろんですが、「いつもありがとう!」の一言がとっても励みになりますよね。
理由3:終わりがない
家事は、暮らしの中で起きる全てのニーズに応えること。つまり、終わりがない作業です。
次から次に作業が降ってきては、それを片付けなければいけません。一度終わらせたことでも、数時間後にはまた同じ家事をしなければいけない、なんてことも。生活の中で起こりうる家事”全て”を1人でこなす、というのは限界があります。
特に専業主婦の場合は、「家事=完璧にできるもの」と変なプレッシャーを感じてはいませんか?旦那さんから言われることはなくとも、知らぬ間に自分で自分に暗示をかけている場合もあります。
私も結婚後2年間は専業主婦を経験していましたが、家事のプレッシャーは毎日感じていました。

私も結婚後2年間は専業主婦を経験していましたが、家事のプレッシャーは毎日感じていました。
「自分の仕事だから」と割り切っているつもりでも、家事はとても負担の大きいもの。家事をすべて完璧にこなしていると、時間もパワーも根こそぎ持って行かれます。よほど家事好きな方でない限り、常に家事に追われている感覚になってしまうことも。家事には終わりがなく、きりがないため、肉体的・精神的にも大きなダメージを受けてしまうのです。
なぜ家事が手抜きできないのか
家事が手抜きできないと悩む方の中には、なぜそう感じているのが自分でもわかっていない場合があります。そこで、この悩みが起きる原因を考えてみましょう。
理由1:手を抜く方法がわからない
- トイレ掃除は毎日!
- 料理はなるべく品数多めに!
- 掃除機の後は床掃除!
このように、自分でも知らない間に、自己暗示をかけてしまってはいませんか?ストレスの原因は、自分の中の勘違いや思い込みが原因であることも多いです。知らぬ間に作っている家事のマイルールを、一度取っ払ってみてください。
大切なことは、家事に大きな負担を感じることなく、「継続すること」です。
理由2:「これぐらいでいい」ができない
「これぐらい」という家事の妥協点を見つけられないことで手抜きができない人もいます。完璧主義な方や綺麗好きの方に多い理由です。一度やりだすと止まらなくなってしまったり、完璧に終えていないと気持ちが落ち着かないという方も。
もちろん、家事がストレス発散になっていたり、楽しければいいのですが、そうでなければ完璧に家事をこなすことはやめましょう。
理由3:「家事を溜めたくない」という気持ちが強い
家事をサボれば、次の日つけが回ってくると思う気持ちはよくわかります。これまで1人で全てをこなしてきた方なら余計に、こう思う気持ちは強くなるでしょう。
ここでお聞きしたいのは、家事を1人で背負い込んでいないか?ということ。家事は主婦だけの仕事ではありません。周りにうまく頼って、周りを巻き込みながら家事をこなすことも、生活する上でとても大切な方法です。
できるようであれば、一度家事をサボってみてください。家事には協力してくれないと思っていた旦那さんや子どもが手伝ってくれることもあるかもしれませんし、家事の仕事量の多さに、その時初めて気付くかもしれません。
今すぐできる家事手抜き術
手抜き術1:作業ではなく時間で区切る
家事を、作業ではなく時間で区切ってみてください。家事を作業単位で考えると、作業によってはかなりの時間を費やすことになってしまいます。そうならないために、時間で区切ることを意識してみてください。
- 朝の家事:家族を送り出してから10時まで
- 昼の家事:昼食後30分
- 夜の家事:寝る前15分
時間で区切ってしまうと、どうしてもできない家事も出てきますが、それは明日最優先で終わらせればいいだけのこと。明日の家事の優先順位付けもできるので、「時間で区切る」のはおすすめの方法です。
手抜き術2:やらない時間を作る
家事をやらない時間を、意図的に作ってみてください。
手が空くとついつい家事をしてはいませんか?ちょっと時間が空いたから・・・と床掃除をしたり、アイロンがけをしたりしていては、休まる時間は作れません。手が空いた時は、ゆっくりソファーに腰掛けてリラックスする時間も大切です。
手抜き術3:ついで・ながら掃除をする
家事を溜めないことを意識し、「ついで・ながら掃除」を心がけましょう。
家事に大きな負担を感じる理由の一つは、作業量が多いことと、それが続くことです。家事に負担を感じないようにするためにも、「ついで・ながら掃除」を意識してみてください。これはとても効率的で、それだけで家事の負担を大きく減らすことが出来ます。
- 歯磨きのついでに洗面台を掃除する
- 食器洗いしながらシンクの掃除をする
- 料理しながら食器洗い
「ついで・ながら掃除」を習慣化することができれば、家事をこれまでほど負担に感じることがなくなるだけでなく、頑固になる前に汚れを取り除ける、という大きなメリットもあります。
【結論】家事を手抜きして主婦の負担を減らそう
何よりも、家事は1人で頑張りすぎないことが大切です。
忘れてはいけないのは、1人で頑張れば頑張るほど、家族を「やらない人」にしてしまうということ。主婦だけの仕事と思われがちな家事ですが、そんなことはありません。食器洗いや料理、洗濯、トイレットペーパーの交換やシャンプーの入れ替えだって、誰がやってもいいのです。時間は限られており、家事は主婦だけの仕事ではないということを忘れないでください。
- 作業ではなく時間で区切る
- やらない時間を作る
- ついで・ながら掃除をする
まずはひとつからでも、ぜひ今日から実践してみてください。

毎日の家事お疲れ様です。家事を上手に手抜きしながら、生活していきたいですね!