
田舎での子育てってどんな感じだろう?

不便そうだけど大丈夫かな・・?

都会から田舎に引っ越すことになったけど、不安しかない!
転勤族の方で、こんな悩みを持ったことありませんか?
最近は子育てのために地方移住するご家庭があったりと、何かと田舎での子育てが話題となっています。
ですが私たちは転勤族。
辞令さえ出てしまえば、有無を言わさず田舎で暮らさないといけません。
田舎には都会のような便利さはありません。
どこに行くにも車移動で、電車でどこかでお出かけすることもなくなります。
ですがその分、のびのびと生活できます。
子どもの泣き声に目くじらをたてられることもありませんし、周りの目を気にしながら生活することもありません。
空気が綺麗で、田舎で暮らしただけで子どものアトピーや喘息に効果があった!と言う話もよく耳にします。
転勤族である以上、住む場所は選ぶことができません。
「住めば都」まさにこの言葉通り、どこに住んでも、自分の捉え方次第で居心地の良い場所になるものです。

転勤で田舎で暮らすことになった・・・

これからどうやって楽しもう?
と、田舎での子育てを少し後ろ向きに感じている方にとって、田舎で楽しく暮らすきっかけになれたら嬉しいです。
- 田舎暮らしの悩みを解決できる
- 田舎暮らしの子育てについて理解できる
- 田舎の子育てメリットデメリットを知ることができる
目次
【田舎で子育て】陸の孤島『宮崎県』での子育て
田舎での子育てのメリットをお伝えする前に、少しだけ私の話をします。
私が数年間暮らすことになった田舎は、九州でも陸の孤島と呼ばれている「宮崎県」
結婚2年目、子どもがまだ1歳の時のことでした。

最初に辞令をもらったときは、ひどく落ち込みました(笑)
宮崎は本当にゆったりと時間が流れている場所。
方言が独特で、はじめのうちは聴き慣れないイントネーションに戸惑いました。
はじめは嫌でしかたなかった宮崎暮らしでしたが、いつの間にか離れるのが寂しいと思うほど宮崎での生活を楽しめている自分に驚きました。

夫は「宮崎に永住してもいいね〜!」なんていっているほど。
住んだ期間は短いものの、今では我が家にとって大好きな場所になりました。
次の章では、田舎で子育てするメリット・デメリットについてそれぞれ見ていきます。

全ての場所に当てはまるものではありませんが、参考にしてみてくださいね。
田舎で子育てするメリット
物価が安い
田舎は都会と比べると、土地や家賃が安い傾向にあります。
宮崎県に関していえば、全国的に比較しても下から2・3番目・・・とかなり家賃が低いことが分かります。

今は神奈川に住んていますが、宮崎の時と比べて家賃は3倍以上!
家賃だけでなく、スーパーに行けば地元の食材を安く買うこともできます。
海が近ければ新鮮な魚を安く手に入れることもできます。
子育てに関して言えば、幼稚園の入園費用も格安。
子育て世帯のみならず、物価の安さは、住んでいる上でとても大きなメリットです。
短いスパンで転勤をする可能性があることを伝えると、制服も一式貸していただくことができました。
田舎であっても転勤族の方はいるようで、幼稚園の先生方の対応も慣れたもの。

なんて優しい人たちなんだ・・・!!
こんな風に、対応が親切だと感じることが何度となくありました。
公園がたくさんある
田舎には、公園がたくさんあります。駐車場はもちろん無料。
土日でも混んでいることはあまりなく、場所によってはガラガラなんて場所も。
例に漏れず、我が家も休日は公園三昧!
広くて充実した公園がたくさんあるので、子どもたちは楽しそうに遊びまわれます。
お昼におにぎりだけでも持っていけば、ピクニックに!
それだけでも子どもにとっては楽しい1日になります。
都会のように、整備が整った綺麗な公園とまではいきませんが、昔ながらの公園でも子どもは十分楽しめます。
大人も子どもものんびり過ごしている
土地柄なのか、気候のせい(南国宮崎)なのか分かりませんが、田舎は時間がゆったりと流れています。
都会と比べて、親が見栄を貼ったり、競争をすることもほぼありません。
刺激が少ないといってしまえばそれまでですが、人と張り合うことにストレスを感じる方にとっては良い環境ではないでしょうか。

これにはさすがに驚きましたが、業者の方が時間通りに来ないなんてこともありました。
町全体がピリピリした感じもなく、とても穏やかな毎日を送ることができます。
海や山、川に囲まれた自然豊かな場所で育った子どもは、時間の流れが穏やかな分、自然と心にゆとりが出てくるのかもしれません。
田舎で子育てデメリット
どこに行くにも車移動
不便さは田舎とは切っても切り離すことはできません。
車は一人一台が基本。
移動手段は基本的に車が中心です。
一軒家にずらりと軽自動車が並んでいるのも、珍しい光景ではありません。
田舎は車社会なので、必然的に車での事故も子育てにおける不安要因の一つ。
走行中でなくとも、子どもが車のドアを隣の車にぶつけてしまったり、幼稚園の駐車場に止めてある他の車に傷をつけてしまったり・・・といった場面も少なくありません。
田舎での子育ては、交通インフラが整っていない不便さは免れません。
雨の日はショッピングモールに人が集まる
遊びに行く場所が基本山や海、公園なので、雨になれば行く場所がなくなってしまいます。
そこで人が集まるのが、ショッピングセンター!

こんなに人がいたのね・・・!
と驚くほど、人が集まってきます。
都会のように、電車にちょっと乗るだけで遊びに行けるような場所はありません。
子どもが喜びそうなアミューズメントが少なく、行く場所に困ってしまうのは、田舎での子育てのデメリットではないでしょうか。
テレビのチャンネルが少ない

え!?そこ!?
と、突っ込まれそうですが、これまで普通に見ていた番組が見られなくなるのは個人的にかなり驚きました。
田舎暮らしに不便さを感じてしまう原因はここにもあるように思います。
テレビのチャンネル数、首都圏であれば7局あるのが普通ですが、
宮崎県の民放はなんと2局のみ!

衝撃的すぎませんか!!!!
ここでおすすめなのがAmazon prime
月額500円+テレビに専用の機械(Fire TV stick)を差し込むだけで、自宅のテレビで映画やドラマが見放題。
宮崎に住んでいた頃はまだ普及してなかったので使っていませんでしたが、今は我が家も使っています。
夕食の準備や寝る前の自由時間など、子育てをしているとどうしてもテレビに頼らないといけない時も出てきます。
便利なものを上手く使いながら、田舎の不便さと付き合っていくことが、田舎で子育てするポイントです。
【まとめ】田舎の子育てに不安を抱いている方へ
今回は、田舎で子育てするメリットデメリットについて、まとめました。
田舎に転勤になって落ち込んでいるママさんも大勢いらっしゃると思います。
田舎での子育てにデメリットを感じていたとしても、有無を言わさず田舎で暮らさないといけないのが転勤族。
それでも大丈夫。
その場所に一生住むわけではありません。
住んでみれば案外なんとかなるものです。
都会ではなかなか経験できない自然と触れ合うことや、人が少ない分人目を気にせずのびのび子育てすることもできます。
田舎での子育ても悪くありません。
私自身、地元から遠く離れた場所で子育てしてきましたが、都会も田舎も一長一短。いい面・悪い面はそれぞれにあります。
田舎暮らしを通して感じた違和感や、逆にとても心地いい時間の流れは、今の私にとってとても大きな財産になっています。
なんだか物足りないと感じてしまう田舎の暮らしも、捉え方次第でとびきり楽しいものに変わります。
転勤族である以上、一つの場所に永住することはできませんが、逆を言えば、いろんな場所で暮らせることもメリットの一つ。

どこに住んでも楽しんだもの勝ちだ!ということです。
「住めば都」この言葉通り、住んでみたらいい面を見つけて楽しむことができるようになります。
転勤族だから味わえる喜びや楽しさを存分に満喫していきましょうね。

それではまた、この辺で。