我が家では今年、夫婦間で大きく変えたことがあります。
それは、“お金の管理方法”
これまでは夫の給与も含め、私が全て管理をしていましたが、今年4月から、私は夫から生活費をもらう形で家計を回すことにしました。つまり、『夫婦別財布』で生活していくということです。
気づいたらお金がなくなってしまうタイプの夫に任せるのは、最初は少し不安でしたが、半年経過した今、お互いのストレスも減り、とてもうまくバランスが取れているように感じています。
目次
【夫婦別財布】きっかけは夫の転職
家計管理を変えることになった大きなきっかけは、夫の転職でした。
住宅ローンの兼ね合いで、夫は転職でタイミングで給与口座を変更。これまで私が管理していた口座ではなくなったことで、夫の給与に関しては夫に一任する形になりました。

夫が給与をいくらもらっているか、知りません!
とはいえ、お金を貯めるのが苦手で、貯金もしたことがないという、お金に関してはなかなかの逸材の夫(笑)
夫に任せるのに不安はなかったかといえば、嘘になるかもしれません。ただ、結婚12年目となり、ある程度資産も増え、私としても気持ちに余裕ができたのが大きいように思います。そして、
- 大きな買い物が終わったこと(マイホーム)
- 投資で運用していること
- 退職金の使い道は任せてくれたこと
この3点もあり、私は意を決して、夫婦間のお金の管理方法を変えてみることにしました。
お金の価値観の違う私たち夫婦なので、金遣いの荒い夫にイライラしたり、喧嘩になることもこれまで何度もありました。
▼我が家のお金事情
お金の価値観が違う!夫婦で価値観の違いを乗り越える方法
とはいえ、縛られることが嫌いな夫がこれまで文句も言わず、お金に関しては私に一任してくれたことは、とても感謝しています。

夫の独身時代からは、考えられない程の急成長です(笑)
大きなお金と小さなお金
そして、夫にお金を任せる上で考えるようになった、【大きなお金】と【小さなお金】という概念。
- これまでの貯金
- 投資資金
- 年2回のボーナス
つまり、大きなお金=まとまったお金ということ。
この大きなお金に関しては、継続して私が管理をすること。そして、基本大きなお金は投資に回すことで、“時間をかけて増やす”という形をとっています。
- 生活費
- 交際費
- 娯楽費
この小さなお金に関しては、夫婦お互いに何も口に出しません。夫が大好きな靴を何足買おうが、私が友達と飲みに行こうが、それはお互いの自由。
これこそが、夫婦でのお金のストレスがなくなった一番大きな要因です。

クレジットの引き落とし額の多さに、夫は今更びっくりしています(笑)
大きなお金は私が管理、それ以外はお好きにどうぞ。というシステムに変えたことで、お互い気持ちよく過ごせるようになったと感じています。
お金ってどれくら貯めればいいの?
そもそもの話にはなりますが、お金はどのくらい必要なのでしょうか?
少しずつお金が増えていくにつれて考えるようになった、お金がどれくらいあれば良いのか?という永遠の謎。

もちろんあるに越したことはないけど・・・
世間一般では、「生活費の6ヶ月分は貯蓄しましょう」なんて声も聞こえてくるけど、じゃあ6ヶ月分貯まったら次はいくら?その次は?と、この【お金を貯めなきゃループ】が永遠に続いていくんです。
そして、お金が増えるにつれてこんなことを考えるようになりました。

どこまで増やせば、私は“満足”するんだろう・・・?
子供を育てる以上、もちろん最低限お金は必要だと考えています。大金持ちにはなれなくとも、生活する上で、“ある程度”のお金はやっぱり必要。
でもね、いくらお金が増えても永遠に満足することなんてないんじゃないかと、そんな風に感じるようにもなりました。
我が家の場合、お金に強い私が家のお金を一括管理していたことで、この11年間で2000万以上の資産を増やすことに成功しました。
貯金もなく、とにかく貯めることだけに固執していた結婚当初。ここでもう一度これまでの自分を振り返り、夫婦が気持ちよく過ごせる距離感や、夫婦としていい関係が保てる『夫婦別財布』の決断に至りました。

確かにお金は貯まったけど、これまでお金の喧嘩たくさんしたもんな〜・・
これからどうしたい?どんな風になりたい?家族で何をしたい?そんな会話をしながら夫に歩み寄り、もう一度足並みを揃えたいと思っています。
【家計管理】夫婦別財布にしてよかった!
いかがでしたか?
今回は、我が家が夫婦別財布になった経緯について書いてみました。
ある程度貯金が貯まり、投資で時間をかけて増やす段階まできた今、夫とお互い財布を分けてみることで、お金のストレスなく生活することができるようになりました。
とはいえ、まだ夫婦別財布にして半年。これから変化があるかもしれませんが、今後もお互いを尊重し生活していけたらと思います、

それではまた、この辺で。