
こんにちは、マイホーム計画中のまるこです。
今回は、我が家が請負契約日当日にキャンセルした話を書くことにしました。
我が家は2021年1月からマイホーム計画をスタートさせました。
夫の仕事が完全在宅になったこと、妻が退職し、どこに拠点をおいてもいい状況になったことがマイホーム計画をスタートさせた理由の一つ。
3月に初めての現地確認を行い、5月には土地の契約も終わり、間取りに住設、外構・諸費用を含めた見積もりも出してもらい、予算的にもクリアした状態で、あとは請負契約をするのみ!
マイホーム計画を初めて半年、7月下旬に予定していたハウスメーカーとの請負契約日当日に、まさかのキャンセルとなってしまいました。
マイホーム計画の流れと、キャンセルに至った理由も詳しく書いています。

本当にこの家でいいの?我が家のマイホーム計画今のままで大丈夫?
そんな不安を抱きながら進めたマイホーム計画。
大きな買い物には「勢いも大事!」とはよく聞く話ですが、それでも納得する形の家づくりができなかった我が家は契約することができませんでした。

請負契約直前でキャンセル!?
誰もがそんな状況にならないために、また、自らの戒めのために記事にしたいと思います。
目次
マイホームの経緯
以前の記事でも書いていますが、我が家のマイホーム購入の経緯は、3つの理由がありました。
- 夫の在宅勤務、妻の退職
- 夫婦のキャリア
- 子供の環境
2021年1月コロナ禍において突然訪れた願ってもない転機に、足早にマイホーム計画をスタートさせました。
\詳しくはこちらから/
【転勤族】マイホーム購入する経緯と転勤族生活の中で考えたこと

転勤族の私のとってマイホームは、夢のまた夢の話だと思っていたので、とても嬉しい気持ちでスタートしたのを覚えています。
マイホーム計画これまで流れ
我が家のマイホーム計画の流れはこちら。
- 2021年1月土地探し開始
- 2021年3月現地確認
- 2021年4月土地申し込み
- 2021年5月土地契約
- 2021年7月請負契約せずに白紙撤回

契約するつもりで進めていたので、キャンセルの決断した私たち夫婦も今も少し混乱しています。。
とにかくこの約半年間、寝る間も惜しんで家づくりに没頭しました。
請負契約日当日キャンセルした理由
でも、なんで今更キャンセルしたのか?それにはどうしても避けられなかった理由があります。
ハウスメーカー側に何か問題があったかというとそういう訳ではなく、こちら側の問題です。むしろハウスメーカー側はいつでもこちらに歩み寄ってくださり、今でも感謝しかありません。
今回、このような形になってしまったのは、あくまでも家づくりを足早に進めてしまった我が家の経験不足によるものであることは、ご承知おきください。
キャンセルした理由①
家づくりでどうしても妥協できなポイントがあった
家づくりでどうしても妥協できなポイントがあった
一番大きなキャンセル理由は、こだわり抜いた間取りに譲れないポイントが出て来てしまったこと。
具体的には、「ダイニング横の窓が隣の家と隣り合わせ」だということでした。

え!それって間取り決めの段階で回避できたことなんじゃないの?
そう、そうなんです。本来であれば、両隣りの家との窓のバランスを考えながら間取りを考えていくものだと思います。
ですが我が家の場合、まだ隣りの家が建つ前だったので、お隣りさんの間取りを意識することなく間取り決めをしてしまいました。
間取りの変更できない時期に入った頃、突然営業さんからの報告。

隣りのダイニングがすぐ隣りにきます。
この話を聞いてからの私はテンション駄々さがり、一気にマイホームブルーに・・・
どうしても避けられない状況に、実際にダイニングが隣り合った家に住む方々のネットでの声を読み漁りました。
が、この悩みを解決できるような回答は出てこず、これから一生お隣さんからの視線や声もれを気にしなければならないのかと思うと、どうしても前向きに家づくりを進めることができませんでした。
ですが、距離が近ければ、視線や声が聞こえてしまうのは、当然のこと。しっかりと隣りとの間取りを考えながら家づくりをしてこなかった私たちの経験不足でしかありません。
家づくり当初からこだわって考えて来た間取りでしたが、悔やんでも悔やみ切れない間取りとなってしまいました。

それ以外にもどうしても諦めきれないポイントがありましたが、それはまたおいおい書いていきます。
キャンセルした理由②
単身赴任になった時の金銭的負担が大きい
単身赴任になった時の金銭的負担が大きい
こちらの記事でも書きましたが、転勤族である我が家は夫が単身赴任になる可能性があります。
今夫は在宅で仕事をしていますが、部署異動や突発的な転勤により、やむ負えなく地方に引っ越すこともあり得ます。
そうなった時に、マイホームに住んでいる(自己都合での転居)の場合、単身赴任手当は会社から支給されません。
となると、通常の単身赴任に比べて10万〜15万のマイナスとなってしまい、金銭負担が大きくなってしまうことに、今更とても大きな不安を感じることに・・・
もちろん単身赴任にならない可能性もあるので、これも完全に我が家の計画不足です。
次の辞令が出るタイミング、もしくは退職(転職)のタイミングまで待つ、という選択肢が直前になって出てきてしまったことが理由の一つとなりました。

ウッドショックや金利優遇にお尻を叩かれ、マイホーム計画を焦ってしまった代償ですね。
恐らくですが、納得いく形で家づくりを進めることができていれば、この迷いはなかったように思います。
間取りや外観、家づくりにおいてどうしても納得できない箇所が多くなり、マイホームの後悔が目に見えてきたため、一度クリアしたはずの問題点も再浮上してきた形となりました。
土地の売買契約を取り消す場合キャンセル料はかかるの?
私たちが購入した土地はハウスメーカーの建築条件付きのもの。
これはメーカーによって対応が変わってくる部分ではありますが、我が家が土地の売買契約をしたハウスメーカーの場合は、キャンセル料はかかりませんでした。
ただし、これまでにかかった経費(地盤改良費、設計料等)はこちらもちになります。現時点でハウスメーカーに支払っているお金は、200万ほど。
内訳は、土地の手付金100万、設計申し込み料50万、契約申し込み料50万
こちらから20〜30万差し引いて返金されるそうです。

まだ返金がないので、詳細は不明です。
転勤族の我が家はマイホームを諦める?
一度白紙に戻ったマイホーム計画ですが、マイホーム購入を諦めるわけではありません。
ただ、コロナの流行後ずっと問題となっているウッドショックでの価格高騰や金利優遇制度の改悪、今後は金利上昇のリスクも出てくるかもしれません。
私は専門家ではないので、今後の住宅事情にどんな変化があるかは予測できませんが、お金のことだけを考えると今より状況が悪化することはなんとなく、想像がつきます。
ですが、いろんな状況を踏まえた上で、我が家が一番いいと思ったタイミングで建てることができればいいなと思っています。
我が家が下した決断に、正解・不正解はない
我が家が下した決断は、「請負契約をしない」という選択でした。
これが正解か不正解かは誰にもわかりません。
数年後、やっぱり家を建てておくべきだったと後悔するかもしれませんし、突発的な辞令が出て、建ててなくてよかったね、と安堵するかもしれません。
どちらであったとしても、今我が家が下した決断に後悔はありません。
一生に一度の買い物、夫婦それぞれが納得する形で進めたいと思っています。
マイホームをいつ建てるのか、これは転勤族であれば誰しも悩む大きな問題です。
今後いつ訪れるか分からないマイホーム計画のために、ハウスメーカー探し、土地探しをまた一からゆっくり始めていこうと思います。

それではまたこの辺で。